タイ現地調査|仕事をしないタイの男

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仕事をしないタイの男

タイ人に対して抱かれるステレオタイプの一つに、「男性が仕事をしない」といったものがあります。「タイ人男性と交際を始めたが、相手が仕事をしない。タイ人の男は皆そうなのか」といったご相談を受けた事もあります。

仕事に対する価値観や環境は日本とタイでは異なります。長年タイで調査を行い、タイの社会、雇用体制、経済の動きなどを見てきたトラストジャパンが、独自の視点からタイ人男性の労働に関する実情をお伝えします。

仕事をしないタイの男

タイの男は「仕事をしない」のではなく「仕事が無い」

全てのタイ人がルーズでニート体質だから仕事をしないという訳ではありません。ただ、簡単にいえば男性に仕事が無いのが現状です。バンコクまで出ればまだしも、田舎、地方都市の地域では仕事も無く、また、あったとしても労働基準法最低賃金程度の給与しか与えられない人が多いのが現状です。
もっとも、インフラの影響で最低賃金は近年値上げされたものの、日給換算で200~300バーツ、600~750円程度です。

タイの男は「仕事をしない」のではなく「仕事が無い」

タイは女性社会

そもそも、タイは女性社会です。田舎の地域でも男性より女性に対しての求人はまだある方で、管理職に就く女性も多く、出産しても戻ることが出来る企業なども増えてきており、女性が仕事がし易いように整えられている環境をよく目にします。

更に、女性はいざとなっても風俗で働くことが出来ます。経済的困難を強いられても、ゴーゴーバーやカラオケで働き、活性化するこの国の風俗産業を盛り上げることで、男性のサラリーマンの日給よりも稼いでいるケースは多々あります。

タイは女性社会

タイ人労働者と日本の違い

日本人の場合、新卒者は在学中から一生懸命就職活動をしますが、タイには全くといっていいほどそういう習慣はありません。卒業したらそこで初めてどうしようか考える、そういった感じが見受けられます。

そもそも新卒だから就職に有利という訳でも無く、むしろ新卒で社会に出る事が珍しいのがタイの労働社会の実情です。また、ホワイトカラーの場合、サービス残業は絶対にしません。法律で「残業をした場合、自給換算分の1,5倍を支払わなければならない」というものがもともと定められているからという理由もありますが、「タイ人男性は働かない」という概念はこうした習慣の違いから生まれたという要素もあるのではないでしょうか。

タイ人労働者と日本の違い
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