連絡が取れなくなった婚約者を探した事例

タイ探偵

連絡が取れなくなった婚約者を探した事例

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CASE

連絡が取れなくなった婚約者を探す

「婚約者が急に連絡を絶ちました。事件に巻き込まれたのではないかと心配です」——日本にお住まいの40代の男性からのご相談でした。お相手はタイの方で、来日して一緒に暮らし始めたばかりでした。

出張中に知り合われ、半年の交際を経てプロポーズ。ご実家に挨拶に伺い、結納金もお納めになっています。来日の手続きを整え、日本での生活が始まったところでした。ある日を境に連絡が取れなくなり、勤め先にも姿を見せていないとのことでした。

お話を伺いながら、まず切り分ける必要がありました。事件や事故に巻き込まれているのか、それともご自身の意思で移動されたのか。この二つは、確かめる先も、進め方も、急ぐ度合いもまったく違います。ご相談の当日に、判断できる材料を伺うところから始めました。

本ページは実際にお受けしたご相談をもとに、ご依頼者様の許可を得て、個人が特定されない形に改めて掲載しています。

01まず切り分けること

連絡が途絶えた段階では、何が起きているのか分かりません。ただ、ご相談を伺うなかで見えてくる手がかりがあります。着手前に、次の点をお聞きしました。

事件性を先に考えるべき場合 ご自身の意思で動かれた場合
荷物身の回りのものがそのまま残っている。財布や携帯を置いたまま出ている。 荷物衣類や身分証、大切にしていたものが持ち出されている。
直前の様子変わった様子がなく、その日の予定も普段どおりだった。 直前の様子口数が減っていた、ご実家との連絡が増えていたなど、いつもと違う様子があった。
連絡の切れ方ある時点から一切つながらない。アカウントもそのまま残っている。 連絡の切れ方連絡先が変わっている、あるいは特定の相手にだけ応じている。
ご家族の反応ご実家も所在を知らず、同じように心配されている。 ご家族の反応ご実家が事情を知っている様子がある、または連絡を取り次いでもらえない。

今回は、右側の特徴がいくつも当てはまりました。身の回りのものが持ち出されており、ご実家に連絡しても取り次いでもらえない状態です。事件や事故の可能性が低いと判断できた時点で、進め方が決まりました。タイに戻られている前提で、現地から確認を始めることにしたのです。

左側に当てはまる場合は、確認の前にまず在外公館へのご相談と、現地警察への届出をお勧めしています。急ぐべき場面では、そちらが先です。

02確認の経過

ご相談から着手までは3日でした。日本での確認を先に行い、その結果を受けて現地に切り替えています。

  1. 準備 手元にある情報を並べる

    お名前、生年、ご実家のある県、来日前に勤めておられた地域、日本での勤め先、共通の知人。ご依頼者様がお持ちだった写真と、これまでのやり取りの内容も拝見しました。ご実家の場所が分かっていたことが、この後の確認を大きく助けています。

  2. 1日目 日本側の確認

    お住まいだった住居と、日本での勤め先を確認しました。住居に残されていた荷物の状況、勤め先での退職の手続きの有無を、ご依頼者様が確認できる範囲で整理しています。準備をしたうえで出られたことが、この時点ではっきりしました。

  3. 2〜3日目 ご実家のある地域での確認

    タイ側で、ご実家にあたる住居を確認しました。ご本人が長く滞在されている様子はありません。ただ、ご家族が状況をご存じの様子はうかがえました。ご家族への接触は行っていません。

  4. 4〜5日目 以前の生活圏へ

    来日前に暮らしておられた地域に移り、当時の生活圏を中心に確認しました。以前と同じ地区にお住まいで、同じ業種の店舗に通っておられることが分かりました。ご本人であることは、ご依頼者様からお預かりした写真と照らして確認しています。

  5. 6日目 生活の様子

    日中と夜間の行動を確認しました。住まいには同居されている方があり、二人で出入りされる場面も確認しています。所在と生活の実態が確認できた時点で終了しました。ご本人にも周囲にも接触していません。

確認は公道および公開された場所から行っています。

03確認できたこと

6日間で確認できたのは、次の内容です。

  • ご本人が、来日前に暮らしておられた地域に戻っておられたこと
  • 以前と同じ地区にお住まいで、生活が続いている様子であったこと
  • 来日前と同じ業種の店舗に通っておられたこと
  • お住まいに同居されている方があり、行動をともにされていたこと
  • 準備をしたうえで日本を離れておられたこと

事件ではなかったということ

ご依頼者様が最も恐れておられたのは、事件や事故に巻き込まれているのではないかという点でした。所在と生活の様子が確認できたことで、その心配はなくなりました。

ご報告の際、ご依頼者様は「無事でよかった」と言われました。そのうえで、しばらく黙っておられました。安心と落胆が同時に来る場面で、こういうご報告は珍しくありません。

確認していないこと

同居されている方がどなたであるか、いつからその関係にあるのかは調べていません。ご本人がなぜ連絡を絶たれたのか、その理由も分かりません。ご依頼者様のご依頼は所在の確認でしたので、そこまでで区切っています。ご希望があれば、追加でお受けできる範囲を改めてご説明します。

04報告と、その後

確認できた事実を時系列にまとめ、報告書としてお渡ししました。日本を出られた形跡、現在お住まいの地域、生活の様子、行動の記録。写真は撮影時刻と場所が分かる形で添付しています。

結納金について

ご相談のなかで繰り返しお尋ねがあったのが、お納めになった結納金の扱いでした。カーシンソットはタイの婚礼における慣習で、ご家族に対してお渡しするものです。婚約が解消された場合にどうなるかは、そのときの取り決めや渡し方によって変わります。

返還を求める場合、タイの中で手続きを起こすという道もありますが、時間も費用もかかるわりに実りが少ないのが実情です。金額と手間を並べたうえで、進めるかどうかをご判断いただくことになります。当社は返還の交渉や請求を行いませんので、そこはご依頼者様のご判断です。

確かめておく意味

結果として、ご依頼者様は請求をされませんでした。それでも所在を確認した意味はあった、と後日おっしゃっています。事件ではなかったと分かったこと、そして相手がご自身の意思で戻られたのだと確かめられたこと。そこが分からないままでは、次に進めなかったとのことでした。

連絡が取れない理由は、ひとつではありません

同じように音信不通のご相談をお受けして、ご本人が体調を崩して入院されていた、在留資格の手続きで足止めされていた、というかたちで終わることもあります。最悪の想定が当たるとは限りません。確かめてはじめて分かることです。

FAQよくあるご質問

事件に巻き込まれた可能性があります。どこに相談すべきですか。

身の回りのものが残されたままで、直前まで変わった様子がなかった場合は、在外公館へのご相談と現地警察への届出が先です。急ぐべき場面では、当社よりそちらが確実です。一方、荷物が持ち出されている、ご実家が取り次いでくれないといった状況であれば、所在の確認としてお受けできます。どちらに当たるかは、ご相談の内容を伺えばご説明できます。

お名前と出身地しか分かりませんが、探せますか。

ご実家のある地域と、以前暮らしておられた地域が分かっていれば、たどれる見込みは高くなります。タイでは節目に出身地へ戻られる方が多く、そこが起点になるためです。逆に、都市部で転居を重ねておられる場合や出身地の見当がつかない場合は、確認に至らないこともあります。お持ちの情報から見込みをご説明したうえで、進めるかどうかをご判断いただけます。

結納金は返してもらえますか。

カーシンソットは婚礼の慣習としてご家族にお渡しするもので、婚約が解消された場合の扱いは、そのときの取り決めや渡し方によって変わります。タイの中で返還を求める道もありますが、時間も費用もかかるわりに実りが少ないのが実情です。当社は返還の交渉や請求を行いませんので、金額と手間を並べたうえでご判断いただくことになります。

見つかった相手に、連絡を取ってもらえますか。

ご希望があれば、ご本人に接触して意思を確認することはできます。話をする意思があるかどうかを確かめ、そのお返事をお伝えするところまでです。話し合いの場が持てる場合、現地での同席や通訳もお引き受けしています。一方、結納金の返還を求める、条件を取り決めるといった交渉そのものはお受けしていません。どこまでをご希望かによって進め方が変わりますので、所在が確認できた段階で改めてご相談ください。

連絡が取れなくなったら、早い段階でご相談ください。

時間が経つほど手がかりは少なくなります。まず、事件性を先に考えるべき状況かどうかをご一緒に整理します。急ぐべき場面であれば、当社より先に行くべき先をご案内します。お名前とご出身の地域が分かっていれば、確認の見込みをご説明できます。日本にいらっしゃるまま、LINE・メール・お電話でご相談いただけます。秘密は厳守します。

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