離婚を切り出されてから確かめたこと

タイ探偵

離婚を切り出されてから確かめたこと

CASE

離婚を切り出されてから、確かめられること

「主人から離婚したいと言われました。理由を聞いても、気持ちが冷めた、としか言いません」——日本にお住まいの40代の女性からのご相談でした。ご主人はバンコクに駐在されて2年目です。

お子様がまだ小さく、ご依頼者様には収入の当てがありません。すぐに応じられる話ではないものの、理由が分からないままでは考えようもない。心当たりとして、ご主人と同じ職場の女性の名前を挙げておられました。

このご相談は、他の浮気のご相談と時間の性質が違います。すでに離婚の話が始まっているため、話し合いが進むあいだにも状況が動きます。一方で、焦って確認を急げば、気づかれて何も残らないこともあります。何をいつまでに確かめるのかを、最初に決める必要がありました。

本ページは実際にお受けしたご相談をもとに、ご依頼者様の許可を得て、個人が特定されない形に改めて掲載しています。

01急ぐ理由と、急がない理由

離婚の話が始まったあとのご相談では、いつ確認するかが結果を左右します。着手前に、時間の使い方をご依頼者様と決めました。

急いだほうがよい理由 それでも急がないほうがよい理由
生活が動く離婚の話が進むあいだにも、住まいや帰任の予定が変わります。確認できるはずだった生活の形が、そのまま失われることがあります。 警戒される離婚を切り出した側は、相手の出方を気にしています。この時期は日常より周囲に注意が向いており、気づかれやすくなります。
確認は先だけ確かめられるのは着手した日から先に起きたことだけです。遡って調べる方法はありません。 日程が要る日本におられる場合、確認は現地で行います。ご主人の帰国や出張が重なる時期を外さないと、空振りになります。
話し合いの前に何も分からないまま条件の話に入ると、あとから事実が出てきても扱いにくくなります。 一度きり気づかれたあとに同じ確認はできません。やり直しがきかない以上、条件の整う時期を選ぶ必要があります。

今回は、ご依頼者様が離婚の話に対して「考える時間がほしい」と伝えておられました。相手が返事を待っている期間であれば、動きが読めます。この時期に合わせて確認することにしました。

なお、確認を行っている事実をご主人に伝える必要はありません。話し合いの場で開示するかどうかも、ご依頼者様がお決めになることです。

02確認の経過

平日5日間と休日2日間を、連続して確認しました。ご依頼者様は日本におられるため、現地での確認のみで進めています。

  1. 準備 分かっていることを整理する

    ご依頼者様が把握しておられた住所、勤務先の所在地、帰国時に話しておられた生活の様子を書き出しました。住まいについては、社宅の場所を伺っています。心当たりとして挙がっていた女性については、お名前以外の情報はありませんでした。

  2. 1日目 住まいが違っていた

    伺っていた社宅を確認しましたが、朝の出勤も夜の帰宅もありませんでした。勤務先からの帰路をたどったところ、別の集合住宅に入られています。ご依頼者様が把握しておられた住所とは異なる場所でした。

  3. 2〜4日目 生活の拠点として使われている

    同じ住戸からの出勤と帰宅が続きました。この住戸には女性が居住しておられ、二人で出入りされる場面も確認しています。買い物や食事も一緒で、生活の拠点として使われていることが分かりました。一時的に滞在しているという形ではありません。

  4. 5日目 周囲の様子

    建物の管理状況から、入居の名義について確認できる範囲を見ています。ただし居住者の情報は管理側も第三者に開示しないため、いつからお住まいかは分かりませんでした。確認できたのは、建物への出入りと、そこで生活が続いているという事実までです。

  5. 6〜7日目 休日の過ごし方

    休日も同じ住戸で過ごされていました。日中は二人で外出され、買い物と食事のあと同じ住戸へ戻られています。平日と休日で生活の形が変わることはありませんでした。この2日間で、平日に確認した内容が一時的なものではないことがはっきりしました。

  6. 終了 7日間で区切る

    着手前に決めていたとおり、7日間で確認を終えました。同じ生活が続いていることは確認できましたので、期間を延ばす理由はありません。長く続けるほど気づかれる可能性は上がります。ここで区切ることをお勧めし、ご依頼者様にもご了承いただきました。

確認は公道および公開された場所から行っています。建物の内部に立ち入っての確認は行っていません。

03確認できたことと、できなかったこと

7日間で確認できたのは、次の内容です。

  • 生活の拠点が、ご依頼者様の把握しておられた社宅ではなかったこと
  • 別の集合住宅に女性が居住しており、そこから出勤し、そこへ帰宅されていたこと
  • 買い物や食事もともにされ、一時的な滞在ではなく生活として続いている形であったこと
  • 休日も同じ住戸で過ごされ、日中は二人で外出されていたこと

説明と、生活の形が違っていました

ご依頼者様が伝えられていたのは、社宅で単身生活を送っているということでした。実際には別の住まいがあり、そこでの生活が続いていました。離婚を求める理由として示されていたのは気持ちの問題でしたが、生活の形はそれとは別のところにありました。

この食い違い自体は、事実として報告できます。ただ、それをどう受け止めるか、話し合いの場で使うかどうかは、ご依頼者様がお決めになることです。使わないという判断もあります。

確認できなかったこと

同居されている方が、ご依頼者様の挙げておられた同じ職場の方かどうかは確認していません。勤務先に近づくことになり、確認していることが伝わる可能性があるためです。いつから同居されているのか、住まいの契約がどなたの名義かも分かりませんでした。居住者の情報は、管理する側も第三者には開示しません。

また、確認できるのは着手した日から先に起きたことだけです。この生活がいつ始まったのかを遡って調べる方法はありません。

04報告と、その後

確認できた行動を時系列にまとめ、報告書としてお渡ししました。出勤と帰宅の経路、滞在していた住まいの場所、同居の状況、休日の過ごし方。写真は撮影時刻と場所が分かる形で添付しています。

すぐに使う必要はありません

報告書をお渡しすると、その場でご主人に見せようとする方がいます。今回はお勧めしませんでした。話し合いの途中で見せれば、相手は身辺を整理します。生活の形が変われば、そのあと確認できることは減ります。急がないほうが得です。

条件の話に入る前に

離婚に応じるかどうか、応じるならどんな条件にするか。決めるのはご依頼者様です。ただ、何も分からないまま条件を詰めてしまうと、あとから事実が出てきても扱いにくくなります。判断の前に確かめておく意味は、そこにあります。

日本で片がつく話です

タイでの出来事ですが、日本人同士の問題は結局は日本で片がつきます。報告書は日本語で、そのまま日本での話し合いに使える形で作成しています。日本の弁護士にお渡しになる場合も、追加の作業は要りません。

説明どおりだった、という結果もあります

同じように離婚を切り出されたあとに確認して、伝えられていたとおりの生活で、気にかかる場面が一度もないこともあります。その場合も、確認できた行動をそのままご報告します。理由が別のところにあると分かることも、判断の材料になります。

FAQよくあるご質問

離婚を切り出されてからでも、間に合いますか。

確かめられるのは、着手した日から先に起きたことだけです。その意味では早いほうが選べる幅は広くなります。ただ、話し合いが始まっている時期は相手も周囲を気にしています。急げばいいというものでもありません。返事を保留している間なら、条件としては悪くありません。いまの状況を伺えば、動くのに適した時期をお伝えできます。

報告書は、話し合いの場で見せたほうがよいですか。

お勧めしないことが多いです。見せれば相手は身辺を整理しますので、そのあと確認できることは減ります。報告書は手元に残るものですから、時期を選んで使えます。いつ何を出すかは、ご相談いただければ一緒に考えます。

日本に住んでいて、現地には行けません。

行っていただく必要はありません。確認はすべて現地で行い、報告書は日本のご住所にお送りするか、データでお渡しします。ご相談もLINE・メール・お電話で承っています。ご主人の帰国予定や出張の時期が分かれば、お知らせください。確認の組み立てに反映します。

相手の女性が誰なのかまで、調べてもらえますか。

別のご依頼になります。身元を確かめるには勤務先や周囲に近づくことになり、確認していることが伝わりやすくなります。同居や交際の事実を確かめるだけなら、そこまで踏み込まずに済みます。必要になった段階でご相談ください。

CONTACT|ご相談ください

離婚の話が始まった段階でも、まず無料でご相談ください。

返事を保留しておられる間は、確認に適した時期であることが多いです。まだ応じるかどうかを決めていない段階で構いません。伺った状況から、何が確認できて、いつ動くのが良いかをご説明します。日本にいらっしゃるまま、LINE・メール・お電話でご相談いただけます。秘密は厳守します。

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