結納金を渡す前に確かめた事例

タイ探偵

結納金を渡す前に確かめた事例

CASE

渡す前に、確かめておきたい

「結婚の話が進んでいて、結納金のことを言われました。ただ、少し引っかかることがあって」——30代の男性からのご相談でした。旅行で訪れたパタヤで知り合い、交際が2年目に入ったところだそうです。

引っかかっていたのは、お金の使い方でした。買い物のしかたが、聞いていた収入と合わない。それと、話の細かいところが前と違う。決定的なことがあったわけではありません。ただ、まとまった金額を用意する前に一度確かめておきたい、というお気持ちでした。

この段階でのご相談は、実はいちばん良い形です。渡したあとでは、確かめられることも、選べる道も減ります。まだ何も動いていないうちなら、確認した結果をそのまま判断に使えます。

お伝えしたのは、確かめられるのは相手の暮らしと行動であって、気持ちや関係の中身ではないということでした。そのうえで、何を見れば判断の材料になるのかを整理してから着手しています。

本ページは実際にお受けしたご相談をもとに、ご依頼者様の許可を得て、個人が特定されない形に改めて掲載しています。

01気になったことを、確かめられる形にする

「引っかかる」という感覚だけでは、調査にはなりません。何を見れば確かめたことになるのか。まずそこを一緒に整理しました。

気になっていたこと 現地で見ること
お金の使い方聞いていた収入と、買い物のしかたが合わない。 暮らしの水準どんな住まいで、どう働き、日々どう過ごしているか。
話の食い違い前に聞いた話と、あとから聞いた話が違う。 説明との照合住まい、勤め先、家族構成が、聞いていたとおりか。
会えない時間連絡がつかない時間帯がある。 その時間の過ごし方誰と、どこで過ごしているか。
結納金金額の話が先に出てきた。 ご家族の様子ご家族が話に加わっているか、実家がどんな状況か。

4行目が、この種のご相談では要になります。カーシンソットは本来、ご家族どうしの話です。ご家族が出てこないまま金額の話だけが進むなら、そこを見ておく意味があります。慣習そのものは何もおかしくありません。見るのは進め方のほうです。

確認は公道および公開された場所から行っています。

02確認の経過

確認は8日間。パタヤは狭い街ですが、日本人が多く、動きが読まれやすい場所でもあります。日を分けて、時間帯を変えながら進めました。

  1. 準備 聞いていた話を書き出す

    お名前、年齢、住まいの地域、勤め先として聞いていた店、ご家族の構成、出身の県。ご依頼者様が写真をお持ちだったので、それも預かりました。どこまでが本人から聞いた話で、どこからがご依頼者様の推測かを分けて整理しています。

  2. 1〜2日目 住まいを確かめる

    聞いていた住所を確認しました。そこに住んでいることは確かでした。ただ、部屋の広さや建物の様子は、話に出ていた収入とは釣り合いません。この時点では、それ以上のことは分かりません。

  3. 3〜5日目 日中と夜間の行動

    勤め先として聞いていた店には、出入りがありました。ただ、通う頻度は週に2日ほどです。ほかの日は日中に外出し、市内の別の場所で人と会っていました。夜も同じです。会っていたのは、いずれも別の男性でした。

  4. 6〜7日目 同じ人と、繰り返し

    この2日で、3日目以降に確認した男性のうち2人と、それぞれ再び会っていることが分かりました。待ち合わせの場所も時間帯も、前回と同じです。一度きりの付き合いではないことが、ここではっきりしました。

  5. 8日目 ご家族について

    出身の県として聞いていた地域を確認しました。ご実家にあたる家はありましたが、ご本人が最近戻った様子はありません。結納金の話が出ている段階で、ご家族が動いていない状態でした。

同席していた方への接触や、身元の照会はしません。

03確認できたこと

8日間で確認できたのは、次の内容です。

  • 聞いていた住所に住んでいたこと
  • ただし住まいの様子が、話に出ていた収入とは釣り合わなかったこと
  • 勤め先として聞いていた店には通っていたが、週2日ほどだったこと
  • ほかの日は日中も夜も、別の男性と会っていたこと
  • そのうち2人とは、場所も時間帯も同じ形で繰り返し会っていたこと
  • 結納金の話が出ている段階で、ご家族が動いていなかったこと

関係の中身までは分かりません

会っていた男性が、どういう相手なのか。友人なのか、交際相手なのか、仕事の関係なのか。そこまでは分かりません。分かるのは、繰り返し会っているという事実だけです。報告書にもそこまでしか書いていません。

金銭のやり取りがあったかどうかも、確認していません。外から見て分かることではありませんし、確かめる方法もありません。

それでも判断はできます

ご依頼者様が知りたかったのは、聞いていた話が本当かどうかでした。住まいと収入が釣り合わない。勤務の頻度が聞いていたのと違う。連絡がつかない時間に、決まった相手と会っている。結納金の話だけが先に進んでいる。これだけ並べば、判断の材料としては足ります。

04報告と、その後

確認できた行動を時系列にまとめ、報告書としてお渡ししました。住まいの様子、勤め先への出入りの頻度、日中と夜間の行動、繰り返し会っていた相手、ご実家の状況。写真は撮影時刻と場所が分かる形で添付しています。

渡す前だった、ということ

ご報告のあと、ご依頼者様は結納金を渡さないと決められました。何をどう伝えるか、その先どうするか。すべてご自身で決められたことです。

もし渡したあとだったら、話は変わっていました。返してほしいとなれば、タイの中で手続きを起こす道もありますが、時間も費用もかかるわりに実りが少ないのが実情です。渡す前に確かめたから、その話にならずに済みました。

役目は、事実をお渡しするところまで

報告をお渡しするとき、どうすべきかを聞かれることがあります。そこにはお答えせず、確認できた事実をお渡しするところまでを役目としています。関係を続けるかどうかは、事実を知ったうえでご本人が決めることです。

聞いていたとおり、という結果もあります

同じように結婚前の確認をお受けして、住まいも勤め先も家族構成も聞いていたとおりで、気にかかることが何もないまま終わることもあります。その場合も、確認できた内容をそのままご報告します。確かめて安心できることも、結果のひとつです。

FAQよくあるご質問

結納金を求められています。詐欺かどうか分かりますか。

カーシンソットは婚礼の慣習で、金額を求められること自体はおかしなことではありません。見るのは進め方のほうです。ご家族が話に加わっているか、金額の話だけが先に進んでいないか。そこは現地で確かめられます。詐欺かどうかを判断するのではなく、判断の材料をお渡しします。

渡してしまってからでも間に合いますか。

確認自体はできます。ただ、渡す前のほうが選べる道は多いです。渡したあとに返してほしいとなれば、タイの中で手続きを起こす道もありますが、時間も費用もかかるわりに実りが少ないのが実情です。金額の話が出た段階でご相談いただくのが、いちばん無駄がありません。

相手に知られてしまうことはありませんか。

ご本人にも周囲にも接触しません。パタヤのように日本人が多い街では、聞き込みをすると伝わりやすくなります。今回も行動の確認だけで進めました。どこまでやるかは着手前にご相談のうえ決めます。

疑うようで気が引けます。それでも調べる意味はありますか。

聞いていたとおりで、何も気にかかることがないまま終わる方もいます。それも確かめてはじめて分かることです。まとまった金額を用意する前に一度確認しておく。それだけのことだとお考えください。何が確認できるかをご説明したうえで、進めるかどうかを決めていただけます。

CONTACT|ご相談ください

結納金の話が出たら、渡す前にご相談ください。

渡したあとでは、確かめられることも選べる道も減ります。まだ何も動いていないうちなら、確認した結果をそのまま判断に使えます。決定的なことがあったわけではない、という段階で構いません。何が確認できるかをご説明したうえで、進めるかどうかを決めていただけます。日本にいらっしゃるまま、LINE・メール・お電話でご相談いただけます。秘密は厳守します。

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